速読の教材
速読法を身につけたいが、できるだけお金をかけたくないと考えている人の場合、まず試してみるのが独学ではないでしょうか。しかし、どうしても限界があるのが独学でしょう。たとえ、インターネットなどからある程度の知識を得ても、ほとんどの人がそこから先には進めないのです。
速読法というのが、ただ単に速く読めるようになれば良いのかというと、そうではありません。そこに存在する沢山のコツを学ばない事には、通常の1/4の時間で読書できるというレベルには達するはずがないでしょう。
では、できるだけ低コストで速読法を身につけるための最良の方法とは何でしょうか。ならば、教材を活用すればよいのです。もちろん通信教育には及びませんが、本による学習を主体としつつも、近年の教材の多くにCDかDVDがついてくるようにもなりました。ですから、音声による学習もできるようになります。
何といってもコストがかからない点が、教材の一番の魅力でしょう。コストだけを見れば、教室に通えば5～20万円、通信教育であっても大体5～8万円でといったところでしょう。しかし、3万円程度で済んでしまうのが、教材です。探せばもっと安い教材だってあるでしょう。
しかし、あくまでも教材は教材でしかなく、自己学習の延長にしか成り得ません。最近ではサポートしてくれる教材も出ていますが、ほとんどの場合自分の疑問は自分で解決するしかないのが実情です。自分で解決できなければ、その時点で詰まってしまうのです。速読法をある程度学んでいくと、そういった部分で限界を感じてしまうケースも少なくはないのです。ですから、いくら低コストだからと言っても、自分に合っているかどうかをよく確認すべきなのです。